山が育み、木々が記憶する。
自然の時間を、一滴に宿す。
「私たちが造るのは、酒ではない。
この土地の季節、その記憶そのものだ。」
樹木酒造は明治二十年、甲斐の山々に囲まれた笛吹市芦川町に創業した。古くから豊かな南アルプス伏流水に恵まれたこの土地で、私たちは137年にわたり酒を醸してきた。
時代とともに、日本酒だけでなく、この風土に育まれた甲州葡萄からワインを、清らかな水からウイスキーを生み出してきた。春は桃の花が咲き、夏には葡萄が実る。冬の凛とした寒さが、酒とウイスキーに静かな深みを与える。
山が育み、水が記憶する。
この土地にしかない季節の味を、
三つの醸造で、世界へ。
— JUKI SHUZO, FUEFUKI 1887 —
山田錦を35%まで磨いた最高峰。南アルプス伏流水の清澄さと、芦川渓谷の朝霧のような余韻が続く。全国新酒鑑評会金賞受賞。
美山錦55%精米。山の恵みをそのままに表現した、透明感あふれる食中酒。桃の花を思わせる華やかな香りと、やわらかな甘みが特徴。
古法・生酛造りによる濃醇旨口。樹木の根が大地に深く張るように、複雑で力強い旨みが口中に広がる。熟成向きの原点にして頂点。
自然の声に耳を澄ます。それが、樹木酒造のすべての醸造の始まりだ。
山梨県笛吹市芦川町、標高780メートル。南アルプスの伏流水と寒暖差の大きな気候、そして果樹栽培に適した豊かな土壌。
春は桃の花が咲き、夏には甲州ぶどうが実る。冬の凛とした寒さが、日本酒とウイスキーに静かな深みを与える。この土地だからこそ生まれる味がある。その確信が、137年にわたり樹木酒造を支えてきた。
明治時代の石蔵、隣接するワイナリー、そして2021年に完成した蒸留所。三つの醸造空間が、笛吹市芦川町の山あいに並んでいる。南アルプスを仰ぎながら、137年の時間が染み込んだ酒造りの息吹を、ぜひ直接感じてください。蔵見学は予約制です。